トヨタのなかでも人気となるコンパクトSUVの「ヤリスクロス」。流行りの車中泊をすると快適に過ごせるのでしょうか。

いまや定番?“SUV×車中泊”「ヤリスクロス」での快適性はどう?

 最近ではアウトドアの人気が高まり、キャンプや車中泊を楽しむ人が増えています。
 
 とくに、キャンプ用品を最小限に抑えることができ、比較的場所を選ばずに楽しめる車中泊は、多くのユーザーに親しまれています。
 
 そうしたなかで、トヨタ「ヤリスクロス」では車中泊で快適に過ごすことは出来るのでしょうか。

 ヤリスクロスのボタンサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmとなり「コンパクトSUV」に分類されています。

 ボディがコンパクトなぶん取り回しが良く、大きなクルマの運転をあまり得意としない人でも安心して運転可能です。

 荷室は5名乗車時で、荷室長820mm×荷室幅1400mm×荷室高732mm(デッキボード上段時)となっており、荷室容量は390リットルを記録します。

 さらに、後席を倒すことで荷室容量は1102リットルまで拡大。自転車が2台も積み込めるほどのスペースが確保できるうえに、デッキボードを上段に設置することでフラットな床面になるため、人が横たわることも可能です。

 また荷室には「フレックスベルト」が搭載されており、走行中にクーラーボックスやコンテナなど、大きめの荷物が動かないように固定しておけるため、カーブや路面状況が悪い道路でも安心です。

 では実際にヤリスクロスで車中泊をおこなったユーザーは、その快適性をどのように感じたのでしょうか。

 2022年のゴールデンウィーク期間に1泊2日の車中泊を楽しんだという「ヤリクロニスト(@pUsV7LqJIw0TFHL)」さんは、以下のように話します。

「今回はひとりで隣県巡りの旅をしました。気候も良く、もともと車中泊への憧れもあったのでチャレンジに至りました。

 車中泊するにあたり、目隠し用のサンシェード(全面)・隙間埋め用の折りたたみテーブル・マットレス・ランタンなどを購入しました。

 今回はひとりだったのでフラットかつ足を伸ばせるスペースが確保でき、快適な車中泊が出来ました。満足しています」

 ヤリクロニストさんの場合は、後席を倒して床面をフラットにしたうえでマットレスを敷いてベッドスペースとしたそうです。

 また、後席足元に当たる部分に隙間ができてしまうため、その部分に床面と高さが合うテーブルを置いて、隙間を埋めたといいます。

 一方で、ヤリクロニストさんは「車内の広さからして、くつろぐことを考えれば、2人以上はちょっと厳しいかなと感じました」とも話しており、複数人で車中泊をおこないたい人にとっては要検討となりそうです。

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 ヤリスクロスは、流行りのミニバンや軽バンなどに比べると室内空間は広いとはいえません。

 しかし、ヤリクロニストさんのように隙間をうまく埋めて有効活用するなど、工夫をこらせば十分に快適な車中泊が可能です。

 工夫やDIYをしながら快適性を向上させていくのも、車中泊の醍醐味のひとつといえるでしょう。