スズキの軽SUVとなる「ジムニー」で本格的な車中泊をおこなっている人がいるようですが、その過ごし方はどのようになっているのでしょうか。

ワクワク!「ジムニー」での車中泊の過ごし方は?

 軽自動車の本格SUVといえば、スズキ「ジムニー」が挙げられます。
 
 そんなジムニーで本格的な車中泊をおこなっている人もいるようですが、その過ごし方はどのようになっているのでしょうか。

 ジムニーは1970年から長らく発売されているモデルで、現在では、2018年に発売された4代目が販売されています。

 4代目ジムニーは、コンパクトで運転しやすいボディサイズに愛らしいルックスも相まって、若年層や女性層からも支持されています。
 
 なかには、そんなジムニーで車中泊を楽しむ人もいるようです。

 ジムニーの荷室は、2名乗車時で、荷室長980mm×荷室幅1300mm×荷室高850mmとなっており、フルフラットにはできるものの、大人が横たわることを考えると、決してじゅうぶんな広さとはいえません。

 ただ、ジムニーで車中泊を楽しむ人の多くは、空間の活用方法を工夫して、独自の就寝スペースを作り上げているようです。

 実際のジムニーでの車中泊の過ごし方はどのようなものでしょうか。

 4代目ジムニー(2018年式)の「XCグレード」を所有する「ジン(@JING_jimny_JB64)」さんは、1泊2日のひとり旅をメインに、時折、愛車での車中泊を楽しんでいるといいます。

 ジンさんの場合は、「カメラ片手に長距離ドライブの効率的な休息と睡眠が目的で、凝った車中泊ではなくサッと展開して、サッと撤収できる身軽な車中泊が信条です」とのことで、なるべく必要最低限の軽装を心がけているといいます。
 
 ジンさんは、ジムニーで車中泊をおこなった経緯について、「もともとキャンプツーリングをしていたので、フルフラットになるジムニーの車内を知って、キャンプツーリングを車中泊に切り替えるのは私にとって必然でした」と話します。

 車中泊をはじめる人のなかには、もちろんアウトドア自体が初めてという人も多いものの、ジンさんのように、もともと「アウトドアが好き」や「キャンプが趣味」という人も少なくありません。

 ジンさんは「創意工夫で自分だけの快適な空間を実現しています」と話しており、自身のスタイルである「サッと撤収できる身軽な車中泊」のためにさまざまな工夫をおこなっています。

「運転席後にDIYで取り付けた市販品より大型なワンタッチリアサイドテーブルと、助手席後に自作した後部シートのバックレストホルダーを追加。ほかにガラスの目隠しシェードをDIYで自作しています。

 テーブルは脚だけ買って天板は適当な板をビス止めしただけなので2000円程度、自作バックレストホルダーはM6リングネジと結束バンドで作ったので300円程度。

 目隠しシェードは100均でフロントガラス用シェードを購入し、自分でカットし吸盤をつけて自作しています。これも1200円くらいでしょうか」

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 就寝時のアウトドアグッズについては、エアインフレーターマット・寝袋・マルチリフレクターLEDランタン・エア枕などを活用したそうです。

 さらに、冬用の電気毛布・夏のエアコン用にポータブル電源・防水モバイルバッテリーなどに加え、自身の用途に合った小物をホームセンターのコンテナに詰め込んで積載しているといいます。

ジムニー車中泊は「大人の秘密基地」 その魅力とは?

 ジンさんは、ジムニーについて「私にとってなくてはならない最高の相棒です」と話し、以下のように車中泊の感想を述べます。

「私は走りに重点をおき、効率的な休息の機会として車中泊車中飯を利用しています。有り合わせの道具で安くまかない、自己満足で車中泊の旅を満喫しています。

 有名な動画で拝見するような、カッコよくオシャレでもなければ便利でも快適でもない。それでも自己満足度でいえば、自分の車中泊に自信を持って120点をあげられます。

 ジムニー車中泊は大人の秘密基地です。自由で外界から完全に隔離した一人の時間と空間を皆さんにも体験していただければと思います。私はこれからもジムニーと共に、まだ見ぬ景色を求めて走り続けるでしょう」

 ちなみに、ジンさんは、「子供が小さいので家族3人で行く事も最近増えてきました。さすがにちょっと狭いですが、子供が小学校に上がるまでは、我が家の場合3人で車中泊出来そうですね」とも話しており、家族でのジムニー車中泊も可能だといいます。