2022年7月1日にトヨタは「ランドクルーザー」の受注停止をアナウンスしました。ユーザーからはどのような反響が出ているのでしょうか。

「ランドクルーザー」受注停止なぜ? 販売店への反響は?

 トヨタ「ランドクルーザー」は、納期4年とアナウンスがあるほど納期が長期化しているモデルです。
 
 現在、受注停止となっているランドクルーザーですが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 最近では、半導体不足や世界情勢の不安定化、コロナウイルス感染症の蔓延などの影響によって、クルマの納期が長期化しています。

 かつては、購入から2か月ほどでの納車が一般的でしたが、現在では半年から1年を超えることも珍しくありません。

 そんななかでもランドクルーザーは、2022年1月19日には公式ホームページにて「これからご購入をいただく場合は、お車をお届けするのに、4年程度となる場合がございます」というの納車時期に関する情報をアナウンス。

 そうしたなか、2022年7月1日には、受注停止となりました。

 トヨタでは、受注停止の理由を「ランドクルーザーは、日本のみならず世界各国でも大変ご好評いただいており生産能力を大幅に上回るご注文をいただいているため、現在ご注文を停止させていただいております」と説明しています。

 また、首都圏のトヨタ販売店の担当者は「部品不足が一番の理由です。ランドクルーザーは、もともと納期が長いモデルでしたが、現在のコロナウイルスや世界情勢というさまざまな背景により、部品が手に入らなくなっているのが大きな原因のひとつです」といいます。

 さらに、関西圏のトヨタ販売店の担当者も同様に「さまざまな背景により、入荷の目処が全く立たないです。また、スケジュールが読めないということが大きな原因のひとつです」と話しいます。

 では、こうしたランドクルーザーの受注停止について、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。

 前出の関西圏の担当者は、ユーザーからの反響について以下のように話します。

「ランドクルーザーは、2021年に14年ぶりのフルモデルチェンジしたということもあり、今回の注文停止には『残念だ』というような声は多くいただきます。

 私たち(販売店側)も、世界情勢などの影響から、毎日のように延期や停止などの情報が動くため、混乱しているのが実情です。

 多くのお客さまにご希望のモデルを買っていただくのが仕事なので、このような情報をお客さまに伝えなければいけないことは非常に心苦しいです」

 この販売店では「納車まで4年待っても良い」として、受注停止前日の2022年6月30日に駆け込みで注文した人もいたようです。

 また、前出の関西圏の担当者は「悲しい、残念だという声を多くいただいています」と話します。

 ランドクルーザーの受注停止については、SNSでも「オーダーストップまじか…もう違うモデル買おうかな…」、「駆け込み受注したかったのに間に合わなかった…」と落胆の声も見られます。

※ ※ ※

 なお、受注再開について、前出の販売店ではそろって「全く目処が立っていない」といいます。

 関西圏の販売店担当者は「通常の納期も4、5年を要するほどですから、1、2か月で再開するということはないのではないかと思います」と話しており、これからしばらくはランドクルーザーを注文できない期間が続きそうです。