世界的なオークションの「バレットジャクソン」にキャデラック「エスカレード(2023年型)」が出品され、7000万円を超える金額で落札されました。どのようなクルマなのでしょうか。

7000万円超えで落札された巨大SUVの正体は量産1号車

 アメリカでおこなわれる世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、カスタムカーやクラシックカー、特殊車両などさまざまなコレクターズカーが出品されています。

 2022年6月にラスベガスで開催されたオークションでは、キャデラック「エスカレード(2023年型)」が出品され、日本円にして7000万円を超える価格で落札されました。

 キャデラックはアメリカに本拠を置く、ゼネラルモーターズの高級車ブランドです

 現行型のエスカレードは、2020年11月から日本でも販売しており、同社が「キャデラックの最高傑作」と表現するフルサイズSUVです。

 通常モデルでは、6.2リッターV型8気筒エンジンに10速ATが組み合わされ、最高出力426馬力を発揮します。サイズは全長5382×全幅2,060×全高1,948mmとかなり大柄です。

 国内での販売価格は「キャデラック エスカレード プラチナム」が1555万円、「キャデラック エスカレード スポーツ」が1595万円(2022年7月現在)です。

 今回出品されたエスカレードは、キャデラックのハイパフォーマンスモデルである「Vシリーズ」の「エスカレード−V」。手作業で組み立てられたスーパーチャージャーつきの6.2リッターV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力682馬力、最大トルク約90kg-mを発生、車両重量は2トンを超える車体を持つSUVですが、0-96km加速は4.4秒という実力を持ちます。

 カスタマイズ可能な「V-Mode」が搭載されていて、ステアリングレスポンスやブレーキレスポンス、エンジンサウンドなどの設定をドライバーの好みに合わせて調整することが可能です。

 今回出品された車両で特筆するべきなのは、エスカレード−Vの中でも、VINコード001のナンバーを持つ量産1号車であることです。

 このクルマはキャデラックからオークションに提供され、その売却益のすべてをデザイン業界におけるキャリア教育や専門家育成に力を入れているHBCU(Historically Black College or University)であるペンソールルイスデザイン大学のデトロイト支部立ち上げのために寄付されます。

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 今回チャリティーとして出品された量産1号車のエスカレード−Vは、525万ドル(約7294万円)で落札されました。