2022年6月22日、世界に先駆けトヨタの欧州部門で発表された「RAV4」の一部改良ですが、日本での続報はまだありません。欧州向けの新型RAV4では全面液晶メーターなどが新採用されます。日本仕様はどうなるのでしょうか。

日本ではいまだ発表無し! 欧州で先行公開された「RAV4」一部改良モデル

 トヨタの欧州法人は2022年6月22日、SUV「RAV4」シリーズの2023年モデルを発表しています。全面液晶メーターパネル(オールデジタルコンビメーター)や大型センターディスプレイなどを新採用し、先進運転支援機能のトヨタセーフティセンスを改善するなど、機能面での変更を伴う一部改良モデルです。
 
 欧州向け新型RAV4の生産は、2022年第3四半期(2022年6月から9月)より開始されるとしていますが、7月末の段階でも国内での発表はありません。日本仕様はどうなるのでしょうか。

 12.3インチのオールデジタルコンビメーターは「カジュアル」「スマート」「スポーツ」「タフ」の4つの表示モードを用意。さらに3つの異なるレイアウト切り替えも可能だといいます。

 またセンターディスプレイには、新たに10.5インチのマルチメディアタッチスクリーンを採用しています。

 現行型のRAV4では、ベースの「X」グレードを除き、9インチのディスプレイオーディオが装備されており、サイズ拡大とともにマルチメディアシステムも最新のものにアップデートされる模様です。

 2022年1月に発売された新型「ノア/ヴォクシー」には、コネクティッドナビ対応の10.5インチディスプレイ付「ディスプレイオーディオPlus」が設定されており、こちらと近い機能が与えられるものと推察されます。

 欧州仕様では、このほかトヨタセーフティセンスの機能強化や、ボディカラーの新色追加などが発表されています。

 車体色では「アドベンチャー」グレード以外の全車に「プラチナホワイトパール」が新設定されるほか「スタイル」グレード(日本未設定)に「ミッドナイトブラックメタリック」と「プラチナホワイトパール」のバイトーン(2トーン)カラーが用意されます。

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 トヨタ公式サイト上に掲載される納期情報(「生産遅延に基づく工場出荷時期目処の一覧」2022年7月19日現在)には、コロナ感染の拡大並びに世界的な半導体部品不足により、現在、多くの車種で生産遅れが発生していると説明されています。

 同ページには各車種の工場出荷時期目処が一覧で掲載されていて、RAV4の納期は「詳しくは販売店にお問い合わせください」とあります。

 他モデルでは、例えば「ヴォクシー」では「ご注文いただいてから、6ヵ月以上/グレード・仕様により納期が異なりますので、詳しくは販売店にお問い合わせください」とあり、「パッソ」では「ご注文いただいてから、3ヵ月程度」と明確に納期が記載されている車種もありますが、RAV4同様に「お問い合わせください」とある車種もみられます。

 このあと一部改良が控えているからなのか、ほかの事情があるのかは不明ですが、欧州の一部改良発表・発売予定時期のタイミングと一致していることもあり、日本仕様のRAV4にも今後動きがある可能性も極めて高そうです。

 とはいえ生産遅れの状況がなかなか改善されない現状では、発売時期の延期もあり得ます。引き続き最新情報を待ちたいところです。