インドの自動車メーカー「マヒンドラ」が、SUVタイプの新型EV・5車種を発表しました。個性的な外観が特徴となるほかフォルクスワーゲン「MEB」から電動部品の供給を受けるINGLOプラットフォームの採用も特徴です。

VWから電動部品の供給を受けるINGLOプラットフォームを採用

 2022年8月15日、インドの自動車メーカー「マヒンドラ&マヒンドラ」(以下、マヒンドラ)はSUVタイプの新型EV・5車種を発表しました。

 すべて「INGLOプラットフォーム」に基づくモデルとなるほか、先進的かつ個性的なデザインも特徴となります。いったいどのようなEVなのでしょうか。

 INGLOプラットフォームは、マヒンドラの新しいEV専用プラットフォームで、同社とフォルクスワーゲン(VW)の提携に基づき、電動部品についてVW「MEB」の供給を受けます。

 駆動用バッテリー容量は60kWhから80kWhの間で、175kW急速充電にも対応。後輪駆動(最高出力:170kWから210kW)と全輪駆動(250kWから290kW)から選択でき、時速100kmまでの加速タイムは最速で5秒から6秒を記録するということです。

※ ※ ※

 今回マヒンドラは、同社の伝統を生かした「XUV」と、まったく新しい「BE」というふたつのEVサブブランドを発表。

 XUVブランドの新型モデルとして「XUV.e8」「XUV.e9」、BEブランドの新型モデルとして「BE.05」「BE.07」「BE.09」を発表しました。前述したとおり、いずれもSUVタイプのクルマです。

 5車種のデザインはいずれも、フロントフェイスの輪郭に沿って光るライト類が特徴的です。SUVならではのゴツゴツしたデザインが、先進性のあるライトデザインでさらに強調されます。

 マヒンドラのSUVの伝統は生かしつつ、同社の新しいデザイン哲学「ハートコア」(Heartcore)を採用。あらゆる環境で、力強い存在感を放つスタイリングです。

 5車種のなかで、先陣を切って発売されるのはXUV.e8です。2024年12月よりインド市場を皮切りに投入されます(以下、発売時期はいずれも現地のもの)。

 ボディサイズは全長4740mm×全幅1900mm×全高1760mmで、ホイールベースは2762mm。後述のXUV.e9と比べて、Dピラーの立ったデザインが特徴です。

 2025年4月に投入されるXUV.e9は、ボディサイズが全長4790mm×全幅1905mm×全高1690mmで、ホイールベースが2775mm。XUV.e8と比べ、クーペSUVライクなシルエットでよりスポーティな雰囲気が感じられます。

 新たなEVブランドとなるBEでは、2025年10月投入予定のBE.05(全長4370mm×全幅1900mm×全高1635mm、ホイールベース:2775 mm)、2026年10月投入予定のBE.07(全長4565mm×全幅1900mm×全高1660mm、ホイールベース:2775 mm)、投入時期未定のBE.09(ボディサイズ未定)がラインナップされます。

 マヒンドラで自動車・農業部門担当エグゼクティブディレクターを務めるラジェス・ジェジュリカル氏は、新型EV 5車種について次のようにコメントしています。

「私たちのビジョンであるBorn Electricは、未来志向のINGLOプラットフォーム、ふたつの新しいエキサイティングなブランド、そしてハートコアのデザイン哲学に裏打ちされています。

 5台の新型電動SUVは、私たちの戦略的方向性を力強く見せつけ、レーシングスピリットと冒険心というマヒンドラの姿勢にも忠実なものです」