2020年1月の「東京オートサロン2020」に出展された「タント カスタム Premium Ver.」。このクルマは、2022年秋に登場する新「タント カスタム」の世界観を表していた可能性があります。どのような車両として出展されたのでしょうか。

タント カスタムの進化する方向性が見えていた!?

 ダイハツは2022年秋に軽スーパーハイトワゴン「タント」の改良を予定しています。

 おもな内容としては、エアロ系グレード「タント カスタム」のフロントフェイスが刷新されるほか、新タイプのとしてSUVルックの「タント ファンクロス」が追加される予定です。

 そんななか、今回の新しいタント カスタムを示唆するようなコンセプトカーが、すでに2020年1月の「東京オートサロン2020」に出展されていたといいます。

 今秋登場する新しいタント カスタムは、ロアグリル部の台形意匠を強調するデザインを採用するほか、ヘッドライトもより薄く水平基調なデザインに変更。

 現在販売されるタント カスタムがややぽてっとしたヘッドライトを採用しているのとは対照的ともいえるデザインです。

 ロアグリル横の補助ライトの位置も高められ、さらに周囲の加飾もよりシャープで迫力あるデザインになっていることがわかります。

 大幅なフロントフェイス変更でさらなる人気の高まりが期待されるなか、振り返りたいのが前述の東京オートサロン2020に出展された「タント カスタム Premium Ver.」です。

 このとき、あくまでコンセプトカーのタント カスタムという位置づけで出展されたものの、グリルと連続感のあるヘッドライト意匠やロアグリル横の加飾などは、今秋登場する新しいタント カスタムと強い共通性が感じられます。

 コンセプトカー版(タント カスタム Premium Ver.)から市販版(新しいタント カスタム)として変更された部分も少なくないものの、このときから方向性は大きく変わっていないことがうかがえます。

 ちなみに、2021年と2022年の東京オートサロンでは、ダイハツ公式のタントのコンセプトカーは出展されていませんでした。

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 ちなみに東京オートサロン2020では、もうひとつのタントのコンセプトカーとして「タント CROSS FIELD Ver.」が出展されていました。

 こちらは、楕円型のヘッドライトが特徴的な標準仕様のタントをベースに、タフな形状の専用バンパーなどを採用。アクティブな雰囲気のタントが提案されていました。

 アクティブな雰囲気のタントといえば、前述のとおり2022年秋にタント ファンクロスの追加が決定済み。

 タント CROSS FIELD Ver.の雰囲気がさらに昇華された結果、タント ファンクロスの追加に至ったのかもしれません。

 最近はやりのSUVルックを得たタントシリーズ。“第3のタント”追加でどれほど人気が高まるのか、今から注目されます。