2022年9月6日、日産は欧州で新型「エクストレイル」を初公開しました。日本仕様同様にe-POWERを初搭載するほか、日本未導入の12Vマイルドハイブリッド機構付き「1.5VCターボ」仕様も導入します。

日本未導入のマイルドハイブリッド+1.5リッターVCターボも新設定

 日産の欧州部門は2022年9月6日、欧州で4代目となる新型「エクストレイル」を初公開しました。
 
 電動化モデル「e-POWER」に加え、日本未導入のマイルドハイブリッド仕様も新設定されます。

 新型エクストレイルは、これまで20年以上、3世代にわたり続いてきた歴代モデルのDNAを受け継ぎ、力強いデザインと柔軟なユーティリティ、そして高度な四輪駆動システムをさらに進化させています。

 欧州で先行発売される新型「キャシュカイ」(日本未導入)同様に、ルノー日産三菱アライアンスによるCMF-Cプラットフォームをベースに開発され、剛性の強化と軽量化を実施しました。

 筋肉質でモダンなスタイリングと、プレミアム性を高めた上質な内装の組み合わせは、2022年7月に国内発売された日本仕様と同様のものです。

 パワートレインには、新開発の第二世代e-POWERと1.5リッター可変圧縮比エンジンのVCターボを組み合わせたモデルを欧州にも導入します。

 2WDと4WDが用意され、4WDには電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」が搭載されます。

 e-POWERの最高出力は213ps(157kW)、最大トルクはフロント330Nm、リア195Nmで、0-100km/h加速は7秒(e-4ORCE)を記録します。

 またe-POWERモデル以外にも、1.5リッターVCターボに12Vマイルドハイブリッドを組み合わせた2WDのベーシック仕様も新設定されているのが、日本仕様の新型エクストレイルとの大きな違いです。

 1.5リッターVCターボはエクストロニックCVTとの組み合わせで、最高出力163ps(120kW)、最大トルク300Nmを発揮するとともに、12Vリチウムイオンバッテリーにより約6Nmのトルクを発生させるモーターで発進加速をアシストします。

 先進機能では、高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」にナビリンク機能を追加しました。

 また衝突安全機能では、側面衝突時に前席左右の乗員が接触するのを防ぐため左右2席から展開する「センターエアバッグ」を初採用し、運転席・助手席エアバッグや、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグの機能をサポートします。

 なお欧州仕様の新型エクストレイルは、2列・5人乗り仕様に加え、従来型同様に3列・7人乗り仕様も設定されます。欧州の電動SUVとしては、同セグメント唯一の7人乗り仕様となります。