5年ぶりのフルモデルチェンジを受けたホンダ新型「シビックタイプR」はどんなスポーツモデルとして登場したのでしょうか。

初代「NSX タイプR」を上回るパワーウエイトレシオを達成

 ホンダは、高性能スポーツモデル「シビックタイプR」を5年ぶりにフルモデルチェンジし、2022年9月2日に発売しました。

 11代目「シビック」をベースに開発された新型シビックタイプR」は、どのようなモデルなのでしょうか。

 新型シビックタイプRは、ボディサイズが全長4595mm×全幅1890mm×全高1405mm、ホイールベースが2735mm。

 ベースとなった11代目シビック(ハッチバック)と比較すると全長が45mm長く、全幅が90mm広く、全高が10mm低いボディサイズとなります。ちなみに新型シビックタイプRの最低地上高は125mmで、全高同様ベース車より10mm低い設定です。

 外観は、圧倒的な速さと美しさを兼ね備えたデザインを追求し、ロー&ワイドを強調。冷却性能向上のためグリル開口部を大きくしたほか、リアフェンダーをボディと一体化して流れるようなフォルムを実現しました。空力性能を高めるサイドシルガーニッシュやリアスポイラーなども採用されます。

 内装は、赤と黒を用いることでスポーツ走行の高揚感を演出。またインストルメントパネル自体はブラック基調とし、さらに運転時のノイズを抑える目的で反射を抑えた偏光ガンメタリック塗装を採用しています。

 搭載される2リッターVTECターボエンジンは最高出力330馬力・最大トルク420Nmを発揮し、パワーウエイトレシオ(車両重量を馬力で割った数値で、小さいほど加速性能が良い)は4.33を達成。この数値は初代「NSX タイプR」(4.39)を上回る数値となっています。

 トランスミッションは6速MTが組み合わされ、エンジン回転数を自動調整するレブマッチシステムは、エンジン回転数差がもっとも大きい2速から1速へのシフトダウンにおいても適用するように進化しました。

 車載ナビにはR専用データロガーアプリ「Honda LogR」を搭載。パフォーマンスモニター機能やスコアリング機能などを搭載し、車両情報を知らせるだけでなく自身のドライビングスキル向上にも寄与します。

 予防安全装備として、衝突軽減ブレーキを含む12の機能から構成される安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備します。

 先代シビックタイプRはイギリスの工場で生産されていましたが、新型シビックタイプRは日本の工場(埼玉製作所 完成車工場)からユーザーの元に届けられます。

 モノグレード展開で、価格(消費税込)は499万7300円です。

 ボディカラーは、伝統の「チャンピオンシップホワイト」を含む5色が設定されます。

 それではここでクイズです。

 新型シビックタイプRに設定されるボディカラーのうち、2022年時点で設定のない色は次のうちどれでしょうか。

【1】ブラック系

【2】レッド系

【3】イエロー系

【4】ブルー系

※ ※ ※

 正解は【3】の「イエロー系」です。

 新型シビックタイプR」には、チャンピオンシップホワイトのほかに「ソニックグレーパール(有償色)」「クリスタルブラックパール」「フレームレッド」「レーシングブルーパール」の5色が設定されます。