米国トヨタは、2022年9月7日、「GRスープラ」にMT車を一部グレードに追加設定するとともに特別仕様車「A91-MTエディション」を500台限定で設定し、発売しました。

ついに「GRスープラ」のMT、米国でも販売

 トヨタの米国法人は2022年9月7日、2023年モデルの「GRスープラ」を発表。3リッター直列6気筒ターボエンジン搭載モデルにMT車を追加すると同時に、特別仕様車「A91-MTエディション」を500台限定で発売しました。

 スープラは、1978年の初代誕生以降、直列6気筒エンジンのFR車という特徴を継承し続けているスポーツカー。現行販売されているのは5代目となるモデルです。
 
 今回発表されたスープラの2023年モデルではサスペンションのチューニングを行い、ショックアブソーバーが見直されており、ロールバランスと乗り心地を向上。電動パワーステアリングの機械部品とシステムの作動設定も再チューニングしています。直列6気筒ターボエンジン搭載車は全モデルにアクティブリアスポーツディファレンシャルが標準装備となりました。

 またMTモデルに搭載される6速MTは、トヨタGAZOOレーシングと、トヨタモーターヨーロッパ、ドイツのトランスミッションメーカーであるZF社が、GRスープラのパワーに耐えうるよう新しく共同で開発したものです。

 シフトチェンジ時にトルクを調整し、クラッチのつながりを最適にするiMT(インテリジェント・マニュアルトランスミッション)を採用。シフト操作を最小限の力に抑えるために、レバーの重量を抑え、形状も調整したほか、質感も高めました。

 また、発進をしやすくし、スポーツカーらしいレスポンスを楽しめるように、8速AT車と比べ、ファイナル(最終変速比)も高めています。これにより、0-100km/h加速4.2秒を達成しています。

 2023年モデルの登場と同時に設定された500台限定の「A91-MT エディション」は、専用のタン色の本革シートをはじめ、GRロゴ入りシフトノブ、12スピーカーのプレミアムJBLサウンドシステムを装備しています。

 エクステリアは、赤い「スープラ」エンブレム、赤い「GR Supra」エンブレム入りキャリパー、フローズンガンメタルグレーの19インチ鍛造ホイールを特別装備。エンジンルーム内には赤いストラットタワーバーを装備、ボディカラーも専用の2色が用意されるなどアクセントが加えられています。

 今回、スープラのラインナップにMT車が追加されたことで、米国トヨタのGRシリーズ3車種すべてにMTが用意されたことになります。

 価格は、新しく追加になったMT車が5万2500ドル(約750万円)から、A91-MT エディションは5万8345ドル(約840万円)となっています。

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 日本国内においても2022年7月20日より、「GRスープラ」のMTモデルを含む改良モデルが商談受付を開始しています。改良モデルとともに、MTの特別仕様車「RZ “Matte White Edition”」も用意し10月頃より販売を開始する予定です。