レクサスの新たなスポーツグレードとして「Fスポーツ パフォーマンス」が新設定されます。まずは「IS」や2022年秋発売の新型「RX」に設定されるようですが、どのようなグレードなのでしょうか。

「Fスポーツ パフォーマンス」が高性能すぎる!

 トヨタが展開する高級ブランド「レクサス」はセダンをはじめ、クーペやSUVといったさまざまなジャンルのモデルをラインナップしています。

 そのなかで、標準仕様とは別に、よりスポーティな「Fスポーツ」というグレードが各車に用意されているのですが、Fスポーツをさらに高性能化した「Fスポーツ パフォーマンス」が新たに設定されました。

 一体どのような特徴があるのでしょうか。

 Fスポーツ パフォーマンスは、Fスポーツの特徴ともいえるメッシュグリルといったスポーティなデザインのほかに、パワートレインも強化されたパフォーマンスモデルです。

 市販車として最初に設定されたのは「IS 500 Fスポーツ パフォーマンス」で、日本国内では2022年8月25日より導入されました。

 通常のISのパワーユニットは、3.5リッターV型6気筒ガソリン、2リッター直列4気筒ターボ、2.5リッター直列4気筒ハイブリッドをラインナップしますが、IS 500 Fスポーツ パフォーマンスは5リッターV型8気筒エンジンを搭載。

 最高出力481馬力、最大トルク535Nmというハイパワーなエンジンが、伸びやかで気持ちの良い加速を実現します。

 加えて、AVSやEPSにチューニングを施し、リアに「パフォーマンスダンパー」を追加することで、さまざまなドライビングシーンに応じた優れた乗り心地と操縦安定性を実現。加えて、ブレーキにはフロントに356mm、リアに323mmの大径ブレーキーローターを採用することで制動力を向上させました。

 デザインにおいても特別な仕様となっており、大排気量のV8エンジンの存在を感じさせるフード造形や専用ブラックキャリパー、4連エキゾーストマフラーなどによって力強さと迫力を際立たせています。

 さらに、2022年秋発売予定の新型「RX」にもFスポーツ パフォーマンスが設定されます。

 2022年7月に開催されたスーパー耐久 第4戦オートポリス(大分県日田市)で新型「RX500h Fスポーツ パフォーマンス」が初公開されました。

 2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドに、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「Direct4」を採用。これは高トルクな2.4リッターターボとモーターのフロントユニットに、リア搭載の高出力モーター「eAxle」を組み合わせた四輪駆動のハイブリッドシステムです。

 また、Direct4による緻密な四輪制御で、前後輪のグリップ力を最大限に活かし、車両姿勢のコントロールもおこないながら、ダイレクトかつトルクフルで気持ちの良い走りを可能にしています。

 フロントブレーキには、対向6ピストンブレーキキャリパーを採用し、リニアでダイレクト感のあるブレーキフィーリングを実現。減衰力切り替え応答性に優れたリニアソレノイド式を採用するAVSを標準装備しました。

 さらに、車速に応じて後輪を前輪と逆相/同相に最大4度転舵させる「Dynamic Rear Steering(DRS)」を採用。低速時は、コーナリング時の旋回性や取り回しの良さを実現。高速域では、高い車両安定性を実現します。

 デザインは、より低重心に見せるボディ同色のロアパーツ、ウィンドウグラフィックを引き締めるブラックステンレスのウインドウモールに加えて、21インチ専用アルミホイールなどの専用アイテムを用意しています。

 なお、21インチ用に専用開発したタイヤを設定することにより、ハンドリング性能をさらに向上させました。

※ ※ ※

 IS 500 Fスポーツ パフォーマンスには導入記念の特別仕様車として「ファーストエディション」が500台限定、900万円で抽選販売されましたが申し込みが殺到。かなりの倍率になったといわれています。

 走りを重視する人に最適なFスポーツ パフォーマンスは、今後さまざまなモデルに展開されることになるのかもしれません。