スズキのインド子会社であるマルチ・スズキが、新型「グランド ビターラ」を発売しました。ストロングハイブリッド車とマイルドハイブリッド車が設定されます。

四輪制御システム「ALLGRIP」も搭載

 スズキのインド子会社であるマルチ・スズキは、新型SUV「グランド ビターラ」を2022年9月26日に現地で発売しました。

 マルチ・スズキは、新型「グランド ビターラ」について「『NEXA』(同社が展開する高級販売網)の最新フラッグシップモデル」と説明しますが、どのようなSUVなのでしょうか。

 新型グランド ビターラは、ボディサイズが全長4345mm×全幅1795mm×全高1645mm、ホイールベースが2600mm。

 スズキとトヨタの協業に基づいて誕生したモデルでもあり、開発はスズキが担当。生産はトヨタのインド現地法人(トヨタ・キルロスカ・モーター)でおこなわれます。

 すでに5万7000台を超える予約台数を記録しているといい、マルチ・スズキの竹内寿志社長兼CEOは「私たちは、このクルマがインド国内のSUV愛好家にとって新たなベンチマークとなり、お客さまの『移動の喜び』を強めてくれると確信しています」とコメントしています。

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 新型グランド ビターラの外観は、シャープなLED式のライトやテールランプ、クローム加飾入りの大型フロントグリルなどが特徴。たくましいフェンダー意匠と相まって、SUVらしい力強さのあるデザインが強調されます。

 新型グランド ビターラのパワーユニットは、インテリジェント・エレクトリック・ハイブリッド(以下、ストロングハイブリッド)とスマート・ハイブリッド(以下、マイルドハイブリッド)の2種類を設定。

 どちらも1.5リッターエンジン+モーターの組み合わせとなるものの、ストロングハイブリッド車はEV走行も可能で、燃費は27.97km/Lを記録。トランスミッションはe-CVTです。

 一方、マイルドハイブリッド車は発進・加速時のアシストや減速エネルギーの回収、アイドリングストップといった機能を持ち、燃費は21.11km/L(2WD・MT)です。トランスミッションは5速MTと6速ATから選択できます。

 ちなみにフロントグリルに関して、ストロングハイブリッド車は「ファーベント ダーク クローム」仕上げ、マイルドハイブリッド車は「リッチ クローム」仕上げが採用されるなど、内外装の一部も差別化されています。

 駆動方式について、ストロングハイブリッド車は2WDのみとなるものの、マイルドハイブリッド車は2WD仕様のほかに4WD仕様(MTのみ)を用意。

 4WD仕様ではスズキの四輪制御システム「ALLGRIP」が搭載され、ドライバーはオート、スポーツ、スノー、ロックという4つの走行モードから路面状況に応じて選択できます。

 先進装備・快適装備として、新型グランド ビターラにはパノラミックサンルーフやスマホの非接触充電機能、カラーへッドアップディスプレイ、ベンチレーション機能付きフロントシートなどさまざまなアイテムが用意されました。

 新型グランド ビターラは、ストロングハイブリッド車が179万9000ルピーから196万5000ルピー(約320万円から約350万円)、マイルドハイブリッド車が104万5000ルピーから170万5000ルピー(約180万円から約300万円)に設定されます。