トヨタ「ハリアー」にPHEV搭載車が追加されます。既存のガソリン車・ハイブリッド車との差別化を図るべくフロントにメッシュグリルを装着しますが、中国の姉妹車のデザインに似ているという声があるようです。

PHEV搭載で93kmのEV走行が可能に

 トヨタの人気SUV「ハリアー」に初のプラグインハイブリッド搭載車(以下、新型ハリアーPHEV)が設定され、2022年10月31日に発売されます。

 4代目となる現行ハリアーは2020年6月に登場。当初から2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドをラインナップしていましたが、デビューから2年以上が経過し、待望のPHEVが設定されました。

 新型ハリアーPHEVは2.5リッターエンジンと総電力量18.1kWhのプラグインハイブリッドシステムを搭載。EV走行距離は93kmを達成し、モーターが走行性能を高めるとともに、低重心による優れた操縦安定性を実現しています。

 なお、フロントとリアにそれぞれ駆動用モーターが搭載されるE-Four(四輪駆動)となります。

 また、最大1500W(AC100V)の外部給電システムや後席シートヒーター、床下透過表示機能付パノラミックビューモニターを標準装備するなど、ハリアーの最上級グレードとして機能も充実。

 新型ハリアーPHEVの外観は専用のメッシュグリルを装着したほか、ドアミラーがブラックになるなどガソリン車・ハイブリッド車と差別化が図られました。内装はインパネからドアトリムへ金属メッシュ質感のダークレッドパイピングオーナメントを採用しました。

 そんな新型ハリアーPHEVの登場に、SNSでは「新型ハリアーPHEVカッコいいですね。早く実車が見たいです」「ぱっと見あまり変わらないような気もするけど、やっぱりカッコいい!」といった声が寄せられたなか、「グリルのデザインが中国版『ヴェンザ』と似てる」といった投稿も。

 中国では広汽トヨタが「ヴェンザ」という車名でハリアーの姉妹車を販売しており、今回に日本で登場した新型ハリアーPHEVと同じくメッシュグリルを採用しています。

 一方で、ヴェンザのフロントフェイスはトヨタマークの周囲が前方に突き出したように見えるデザインが大きな特徴となり、マーク周辺にガーニッシュを装着する新型ハリアーPHEVとはひと味違う顔といえます。

 なお、アメリカでもヴェンザとしてハリアーが販売されますが、こちらは日本仕様とほぼ同じデザインです。

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 PHEVの追加とともに、ガソリン車・ハイブリッド車も一部改良がおこなわれ、エアコンの操作パネルが変更されたり、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオの採用や、12.3インチの大画面ディスプレイを設定したほか車載ナビが搭載されます。

 加えて、12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイを新たに装備。欧州の「RAV4」や「ハイランダー」に採用された先進的なデジタルメーターが、日本仕様のハリアーにも導入されました。

 新型ハリアーの価格(消費税込)は、プラグインハイブリッド搭載車が620万円、ガソリン車が312万8000円から453万8000円、ハイブリッド車が371万8000円から514万8000円。

 ガソリン車とハイブリッド車は10月4日に発売されます。