米国ホンダは2022年11月7日、新型「パイロット」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。

ホンダ史上もっともパワフルで大きいSUVが登場

 米国ホンダは2022年11月7日、新型SUV「パイロット」を発表しました。ホンダのSUV史上でもっとも大きくパワフルであるといいます。

 パイロットは、今回発表された新型で4代目。かつて日本でも販売されていた同社のSUVである「MDX」の兄弟車にあたるモデルで、3列シートを持つ大型SUVとなっています。

 2022年9月14日にはティザー画像を公開し、10月6日からアメリカ国内で開催された女性専用のラリー競技「レベル ラリー」で一足先に競技デビューしていました。

 新型パイロットの大きさは全長5085mm×全幅1994mm×全高1829mm。

 エクステリアは大きく六角形型の直立したグリルがフロントフェイスを印象的なものにし、水平の力強いベルトラインがボディサイドを通り、旧モデルよりも約80mm延長したボディをさらにアグレッシブに見せています。

 リア周りはボディ同色のルーフスポイラーとLEDテールライトが存在感を主張。

 インテリアは従来モデルよりも2・3列目のレッグスペースが拡大され、クラス最高のパッセンジャースペースを持つといいます。

 水平基調としたダッシュボードは高級感を強調しており、米国ホンダのフラッグシップSUVとしての格調をもたせた仕上がりです。

 2列目シート中央部は取り外し可能となっており、リアカーゴフロアに収納できます。また、ラゲッジルームは歴代モデルで最大となり、最大で約3219リットルもの広大な荷室を展開することが可能です。

 メーターはデジタルディスプレイとなり、標準が7インチ、最上級グレード「エリート」では10.2インチの大型が装着されます。

 マルチメディアシステムはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した9インチタッチディスプレイが装備され、上級グレードでは12スピーカーのBOSEサウンドシステムを装備します。

 パワートレインは、最大出力285馬力・最大トルク262lb ftを発揮する3.5リッターV型6気筒DOHCエンジンに10速オートマチックを組み合わせ、さらに駆動トルクを左右で効率よく分配するトルクベクタリング付きi-VTM4全輪駆動を装備します。

 これにより、けん引可能重量は5000ポンド(約2268キロ)を達成。重量のあるトレーラーやボートもけん引することができます。

 安全装備も充実したものとなっており、助手席エアバッグが斜めからの衝突にも対応し脳の損傷を抑える設計となっているほか、新型のカメラと広角レーダーを組み合わせ認識力を高めた先進運転支援の「ホンダセンシング」も装備されています。

 グレードは最上級の「エリート」や上級グレードの「ツーリング」、新しく設定されたタフグレードの「トレイルスポーツ」など5タイプの展開です。

 なお、新型パイロットの価格は発売日は現在公表されていません。