2023年5月1日、トイファクトリーはトヨタ「ハイエース」(200系)向けのシェルフユニット「HACO×HACO(ハコハコ)」に、「車中泊」ユーザーなどに選択が容易な3つのセットパッケージを設定しました。

ハイエースの人気グレード「スーパーGL」「DX」に装着可能

 トヨタ「ハイエース」のキャンピングカーなどを製造・販売するトイファクトリーは2023年5月1日、ハイエース(200系)向けのシェルフユニット「HACO×HACO(ハコハコ)」について、より容易に選択可能とした3つのパッケージを設定しました。
 
 土台となる収納家具と車中泊用ベッドマットなどを、用途に応じて3種類のセットにしたものです。

 HACO×HACOは、2021年3月より発売を開始したハイエース専用の着脱シェルフユニットシリーズです。

 簡単に組み立て出来る箱型のユニットで、工具を使わず着脱できるため構造変更届も不要。さらにハイエースの積載性も損なわない構成となっています。

 ユーザーの用途に応じた自由な組み合わせが可能で、トイファクトリー販売店のほか、正規販売店契約を結んだ全国400店舗以上のトヨタディーラーでも購入可能です。

 購入後も、車両メンテナンスと同様にトヨタ販売店でのサポートが受けられる点が大きなメリットといえます。

 対象となるのは、現行型ハイエース(200系)標準・ロングボディバン「スーパーGL」(標準ボディ・標準ルーフおよびワイドボディ・ミドルルーフ)と、「DX」(標準ボディ・標準ルーフおよび標準ボディ・ハイルーフ、ともに標準床仕様のみ)の標準仕様車。

 これから購入の新車のみならず、すでに購入済みの車両でも対応可能となっています。

 今回新設定されたHACO×HACOのパッケージセットは、AからCまでの3タイプが用意されます。

 パッケージAは、シェルフを左右1段ずつ備え、大型のベッドマットを組み合わせることで、大人2名+子ども1名就寝可能な車中泊キャンパー向けパッケージで、価格は46万350円から(取付工賃別途、以下同)。

 パッケージBは、右側に2段のシェルフを備え、ベッドマットを組み合わせた人気No.1のタイプで、ベッド使用時でも上段の荷棚からの荷物の出し入れが出来ます。価格は50万7760円から。

 パッケージCは、左右に2段の棚を設置しその上にベッドマットを搭載することで、ベッド下の積載性を高めたタイプ。ベッド位置が高くなることからワイドボディ・ミドルルーフ車に最適な仕様で、自転車旅など大きな荷物をともなうアウトドアスポーツを楽しむユーザーに最適なモデルとなっています。価格は80万9050円から。

 加えて、シャワーとシンク、給排水タンクをセットしたユニットなどの各種オプションも用意されます。

 なおトイファクトリーによると、販売店は今後さらに拡大する予定だといいます。

 販売店一覧については、HACO×HACOの公式ウェブサイトで確認できます。