日本全国にある有料道路ですが、近年では徐々に無料化が進んでいます。では、関東周辺ではどこが無料となったのでしょうか。

神奈川、千葉など多数の道路が無料化!

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※掲載時に「東金九十九里有料道路が無料化された」という記載に関して、事実と異なっていることが判明した為、訂正させていただきました。(修正日時:2023年5月22日21時頃)
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 有料道路は条件によって無料化することもあります。
 
 最近では実際に有料道路が無料化されたケースが多々ありますが、具体的にどのような道路が有料化されたのでしょうか。今回は東日本に限定してみてみます。

 2020年以降、有料道路が無料化された場所は東日本では8か所あり、神奈川県や千葉県、栃木県などで数多くの道路が無料化しています。

 それでは、どのような道路が無料化したのでしょうか。

 まず、神奈川県では2か所の有料道路が無料化しています。

 ひとつ目が、「城ヶ島大橋」です。

 城ヶ島大橋は城ヶ島と三浦半島を結ぶ有料道路であり、2020年4月に無料道路として開放されました。

 城ヶ島へ移動する唯一の橋であり、自転車や徒歩でも通行可能な道路になります。無料化される前の通行料は、バイクで50円、普通車で150円となっていました。花火大会や夕日のビュースポットとして利用の多い道路です。

 ふたつ目が2022年3月21日に無料化した「本町山中有料道路」です。

 本町山中有料道路は1992年3月21日に開通されており、ちょうど30年が経過したタイミングで無料開放されました。

 本町山中有料道路は、主に横浜エリアから横須賀方面へのアクセスに使用され、横須賀汐入町から山中町の自動車専用道路になっています。

 無料道路になるまでの通行料金は、普通車で210円、大型車で310円で、道路の距離としては2.6kmあります。

 また、千葉県内でも無料開放された有料道路はあり、まずは「千葉外房有料道路」。

 千葉外房有料道路は千葉市緑区と茂原市を結ぶ有料道路であり、14.3kmの路線を走行可能です。

 2023年2月1日から無料化され、それまでの通行料は普通車320円、軽自動車等210円、軽車両等30円となっていました。

 今回の無料化により、周辺地域の開発にともなう交通量の解消が期待されています。

 さらに、2021年1月11日より無料道路化した「下総利根大橋有料道路」もあります。

 この道路は茨城県坂東市と千葉県野田市を結ぶ有料道路であり、無料化される前の通行料は軽自動車で160円、普通車で210円、大型車で320円となっていました。

 今回の無料道路化により、地域住民の生活園の拡大や両県の交流増加が期待されます。

まだまだある! まさか…あの観光名所にも行きやすくなる?

 栃木県内では2020年以降に2か所の有料道路が無料化しています。

 ひとつ目に「鬼怒川有料道路」です。

 この道路は2020年10月に無料道路として開放されました。栃木県日光市鬼怒川温泉滝から同市小佐越までを結ぶ道路で、1.7kmの距離があります。また、「シルクウェイ」という愛称で地域住民などから親しまれています。

 無料化される前の通行料は普通車で260円、大型車で420円となっていました。

 ふたつ目は「日塩有料道路」があげられます。

 日塩有料道路は栃木県日光市と那須塩原市を結ぶ有料道路であり、2020年12月10日より無料道路化されました。有名な温泉スポットを結ぶ道路で数多くの人に利用される道路です。

 今回の無料化にともない、温泉地へのさらなる利用促進が期待されます。また、有料時の通行料は、普通車で150円となっていました。

 そして、埼玉県の「狭山環状有料道路」も2021年7月28日より無料化しています。埼玉県狭山市内の入間川を渡る際の橋となる道路として利用されています。

 また、狭山環状道路は、圏央道・狭山日高ICへのアクセス機能としての役割を担っており、関東北部エリアと首都圏を繋ぐ道路となっています。

 さらに、2023年5月には、東京方面から狭山市に繋がる一般国道407号の東京狭山線が全通開通したことで、利便性の向上と高い需要が期待されます。有料道路の際の通行料金は普通車で150円となっていました。

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 有料道路が無料化し、今まで有料だからという理由で利用を控えていた方も使用しやすくなるかもしれません。

 また、周辺道路の渋滞緩和など、交通網がスムーズになり周辺住民の生活の利便性が上がることが期待されます。