ホンダの高級ミニバン「オデッセイ」が2年ぶりに国内市場で復活します。新型モデルは従来モデルをベースに改良を加えた進化版となりますが、なかでも2列目シートはかなり豪華な仕様になるようです。

ファン待望の「オデッセイ」再販へ!

 ホンダは、2021年末に一度生産を終了した高級ミニバン「オデッセイ」を復活させ、2023年冬に国内再導入します。
 
 生産工場であるホンダ埼玉製作所 狭山工場の閉鎖によって終了を余儀なくされたオデッセイでしたが、多くの惜しむ声が寄せられたとホンダはいいます。
 
 そんなファンの声に応えるよう、2年ぶりに再導入されることになりました。

 新たなオデッセイは従来モデル(5代目・2020年11月マイナーチェンジモデル)をベースとし、デザインや快適性、機能性を磨き上げ、より魅力的なモデルへと改良が施されています。

 なかでも2列目シートは、高級ミニバンならではの快適性を備えたものに進化しました。どのような仕様になったのでしょうか。

 5代目オデッセイの2列目シートのキャプテンシートはプレミアムな「プレミアムクレードルシート」を装備。背もたれを倒すと座面が上昇し、姿勢をホールドすることに加え、ロングスライド機構や背もたれの中折れ機構、オットマンを装備するシートが搭載されていました。

 従来モデルではリクライニングは手動操作で、シートにドリンクホルダーが組み込まれていたのですが、新型モデルでは「2列目両側アームレスト付き4ウェイパワーシート」へと進化。

 リクライニングは電動となったうえで、オットマンの操作もボタンひとつでおこなえるようになります。

 さらに、左右キャプテンシートの間にドリンクホルダー付きの折りたたみ式センターテーブルが設置されたほか、各シートにはしっかりとしたアームレストも完備。パーソナル感をより高めたシートへと変更され、まるで飛行機のファーストクラスのような居心地の良さを実現しました。

 加えて、背もたれと座面にシートヒーターを内蔵。寒い季節でも快適に乗車することが可能です。

 新型オデッセイのグレードは、エントリーの「e:HEVアブソルート」、中間グレードの「e:HEVアブソルート EX」、最上級の「e:HEVアブソルート EX ブラックエディション」の3タイプが用意されますが、全モデルにシートヒーター付きの電動シートが備わります(運転席・助手席もシートヒーター付き)。

 なお、e:HEVアブソルートは撥水・撥油素材を用いたコンビシート、e:HEVアブソルート EX/ブラックエディションは本革シートを設定し、よりいっそうプレミアム感を高めました。

 また、2列目専用の急速充電付きUSBチャージャーも2個装備されるなど、快適性の向上が図られているようです。

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 ほかにも、新型オデッセイではフロントグリルのデザインが刷新されたほか、ホンダ センシングには新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能(オプション)を追加され、安全性能が向上しています。

 また、ディーラーオプションとして用意されるナビゲーションシステムには、コネクテッドサービス「ホンダ トータルケア プレミアム」に対応するなど、機能装備の充実も図られました。

 なお、新型オデッセイは中国の現地法人である広汽本田汽車が生産し、国内に輸入されることになります。