アウディの大型3列シートSUV「Q7」にマイナーチェンジを施した新型モデルが発表されました。どのような特徴があるのでしょうか。

巨大な「フラッグシップSUV」が大幅進化!

 独アウディAGは2024年1月31日、大幅な改良を施した大型のフラッグシップSUV 新型「Q7」を欧州で発表しました。

 Q7は初代モデルが2006年に日本でデビュー。

 ポルシェ「カイエン」やVW「トゥアレグ」などと基本構造を共有するフルサイズSUVで、スポーツ性能とラグジュアリーさを高次元で両立しつつも7人乗車が可能な、時代を先取りする高級車として世界各国で人気を獲得しました。

 現行モデルは2016年にフルモデルチェンジし登場した2代目で、発売時(改良前)のボディサイズは全長5065mm×全幅1970mm×全高1735mmと堂々たる巨体を誇ります。

 今回、改良が発表された新型Q7でまず目を引くのは、大きく刷新されたエクステリアデザインです。

 グリルのデザインを一新するとともに、フロントセクションとリヤセクションには、SUVとしての力強いキャラクターを強調する新鮮なエクステリアデザインを採用。

 LEDヘッドライトを標準装備したほか、Q7として初めて採用された「レーザーハイビーム付きHDマトリクスLEDヘッドライト(オプション)」には、ライトシグネチャーによって個性的な外観を実現できるデジタルデイタイムランニングライトも装備されています。

 また有機EL式の新しいリヤライトは、4種類のライトデザインから好みの点灯パターンを選択可能。新型Q7が停止状態であっても、後方2m以内にクルマが近づくと、自動的にアクティブになる機能も搭載されています。

 さらに新しいデザインのアルミホイールや新たなボディカラーも採用したほか、インテリアにも手が加えられ、まるで飛行機のファーストクラスのような上質な装飾と、大人7人が広々と寛げる快適なスペースを実現。

 コントラストの高いステッチが施された本革シートも相まって、新型Q7は高級大型SUVにふさわしいインテリアを備えました。

 搭載するパワーユニットには大きな変更はなく、最高出力231馬力・最大トルク500Nmを発揮する3リッターディーゼルエンジン、286馬力・600Nmの3リッターディーゼルエンジン、340馬力・500Nmの3リッターターボガソリンエンジンに加え、最上級グレード「SQ7」には507馬力・770Nmの4リッターV型8気筒ターボエンジンも用意。

 トランスミッションには8速ATを、駆動方式にはアウディ独特の4輪駆動「クワトロ」を組み合わせ、グレードによってマイルドハイブリッドシステムも搭載されます。

※ ※ ※

 新型Q7は、2024年第1四半期に欧州市場で販売される予定となり、ドイツ本国での販売価格は7万9300ユーロから11万2000ユーロ。日本円に換算し約1264万円から約1786万円となります。

 なお、現時点では日本での新型Q7の導入時期は発表されていません。