スバルはカナダで新型「WRX RS」(2024年モデル)を発表しました。スポーツ性能を高めたグレードですが、どのようなモデルなのでしょうか。

2024年モデルで新たに登場したグレード

 スバルのカナダ法人が展開する新型スポーツセダン「WRX RS」の実車が、ついにお披露目となりました。

 実車展示は、2024年2月16日からトロントで開催された「カナダ国際オートショー2024」で行われました。

 WRXは、かつて「インプレッサ」の高性能モデルとして1992年から登場。現在はインプレッサから完全に別車種として切り離され、独自の車名として「WRX」を名乗っています。

 カナダ仕様のWRXは、「WRX」「スポーツ」「RS」「スポーツテック」「GT」の5つのグレードが設定されています。GT以外のすべてのグレードに6速MTが搭載され、プレミアム、リミテッド、GTにはスバルパフォーマンストランスミッション(CVT)が標準装備されます。

 2024年モデルでは、運転支援システム「アイサイト・ドライバーアシスト・テクノロジー」が6速MT車を含む全グレードに標準装備され、アダプティブクルーズコントロールや、プリクラッシュブレーキシステム、車線逸脱・動揺警告、先行車発進アラートなどによって安全性が向上しています。

 さて、そのなかで、カナダ国際オートショーで初公開されたのは「RS」グレードです。カナダでは2024年モデルで新設定となり、注目が集まっているグレードです。

 新型「WRX RS」は6速MTを搭載したスポーツグレードをベースとし、走行性能とダイナミクスを大幅に向上させた4WDモデル。

 エンジンは、最高出力271馬力・最大トルク350Nmを発揮する2.4リッター水平4気筒エンジンを搭載しています。

 レッド塗装の6ピストンフロントキャリパーおよび2ピストンリアキャリパーや大型パッド、クロスドリルドローターなど、高性能なブレンボの製ブレーキシステムを装備し、制動力、耐フェード性、ペダルフィールを向上させました。

 フロントとリアのサスペンションにはRS専用チューニングが施されたほか、245/35R19のブリヂストン・ポテンザS007タイヤを装着。

 ガンメタリック仕上げの19インチアルミホイールに合わせてサスペンション・ダンパーも最適化され、最高のグリップとコーナリング性能を発揮します。ステアリングラックは再チューニングされ、ロールや揺れが最小限に抑えられています。

 さらにLEDヘッドライトは、ステアリング操作に応じ「照射角度を調整する機能」が装備されています。

 内装面では、フロントシートにウルトラスエードを組み合わせたブラックとグレーのレカロ製スポーツバケットシートを採用。運転席は8ウェイパワー調整機能付きです。

 車体色は全グレードの中で最多の6色を設定。「セラミック・ホワイト」「クリスタル・ブラック・シリカ」「イグニッション・レッド」「マグネタイト・グレー・メタリック」「サファイアブルー・パール」「ワールド・ラリー・ブルー・パール」が展開されています。このうち「サファイアブルー」が、RSグレードのみに設定されている特別車体色です。

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 カナダ版「WRX RS」の販売価格は4万4385カナダドル、日本円で約494万円です。

 なお、WRX 2024年モデル全般の価格は3万6185カナダドル(WRX)から4万7385カナダドル(GT)、日本円に換算すると約402万円から約527万円です。