米国で2024年春に発売されるトヨタ新型「ランドクルーザー」の詳細が発表されました。どのようなモデルとして登場するのでしょうか。

2年ぶりに米国でランクル復活!

 トヨタの米国法人は2024年2月20日、新型「ランドクルーザー」(以下、ランクル)を発表しました。
 
 1958年に米国で発売されたランクルは、堅牢な耐久性が支持され、本格四駆を象徴するモデルとなりました。

 米国で2年ぶりに復活する新型ランクルは、新たに「GA-Fプラットフォーム」を採用し、オフローダーとしての基本性能を大幅に向上しています。

 外装は、フラットルーフやショートオーバーハング、「TOYOTA」ロゴのグリルなど、原点回帰した水平基調のデザインによってランクルらしいシルエットを実現しながら、内装は高級・豪華な雰囲気からリアルオフローダーらしい機能性を感じさせるデザインへとシフトしました。

 さらに、水平基調のインストルメントパネルや、様々な環境で運転する時でも迷わず操作がしやすいスイッチ形状を採用するなど、悪路走行時も含めた機能性向上も果たしています。

 新型ランクルのパワートレインは仕向け地によってさまざまな仕様が存在するのですが、北米仕様は、最高出力326hp、最大トルク465lb.-ft.を発揮するターボチャージャー付き2.4リッター4気筒「i-FORCE MAX」エンジンのハイブリッドシステムを搭載。8速ATと組み合わせます。

 また、全グレードにセンター&リア・ロッキング・ディファレンシャルを標準装備。加えて、スタビライザー・ウィズ・ディスコネクション・メカニズム(SDM)がトヨタブランドとして初設定され、オフロードの悪路走破性および乗り心地とオンロードでの操縦安定性を両立しました。

 また、マルチテレインモニターシステム(MTM)を搭載。カメラによって車両周囲の環境をスクリーンに表示し、前方の障害物を確認することができます。

 北米では、「1958」「ランドクルーザー」「ファーストエディション」といった3つのグレードを用意。

 1958は、1958年に初代モデルが誕生したことに由来した“素のグレード”で、往年のランクルを彷彿とさせるレトロな雰囲気の丸型LEDヘッドランプやシートヒーター付きファブリックシート、象徴的な「TOYOTA」ヘリテージグリルなどを装備します。

 中間グレードのランドクルーザーは、1958をベースに洗練性と利便性を高めたグレード。角型LEDヘッドランプやパワーヒーター&ベンチレーション付フロントシート、12.3インチフルカラーマルチインフォメーションディスプレイ、パワーゲートに加え、SDMやマルチテレインセレクト(MTS)、MTMなど、悪路向けの装備も充実させました。

 北米で5000台が用意されるファーストエディションは、ランドクルーザーをベースとし、プレミアム装備を標準装備して特別感を高めたグレード。

 レトロな丸型LEDヘッドランプや専用18インチホイール、ドアパネルにエンボス加工された「First Edition」ロゴを装備したほか、ルーフラック、ロックレール、フロントスキッドプレートなど、オフロードでの必需品も完備しました。

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 米国での新型ランクルの価格は5万5950ドルから、日本円で約838万円からです。

 同市場では2024年春に発売される予定です。