品川駅西口は再開発で、風景が大きく変化していきます。目の前を南北に抜ける国道15号も、沿線風景がほぼ別物のように変わるようです。一体どうなるのでしょうか。

品川駅改札階がそのまま西側エリアへ

 品川駅西口に、大規模な再開発の波が来ています。昔ながらの平面駅だった西口をはじめ、プリンスホテル周辺にも建て替えで高層ビルの建設が始まろうとしています。
 
 そんななか、西口目の前をはしる国道15号(第一京浜)の風景も大きく変わろうとしています。一体どうなるのでしょうか。

 現在の西口は、駅を出ればいきなり国道15号が立ちはだかっています。歩道橋が1本あるとはいえ、地上移動だと信号待ちでなかなか高輪方面へ行くことができません。

 そこで再開発では、改札のある品川駅2階がそのまま西へ伸び、巨大なデッキとして国道15号をすっぽり覆い、高輪3丁目・4丁目の西側エリアへ直結する形になります。もはやデッキが「実質的な1階」で、国道15号は「地下トンネル」になるような形です。

 旧ホテルパシフィック東京の区画は、新たなバスターミナルになります。新幹線駅がありながら、とにかくバスのりばの整備が遅れていた品川駅に、まとまった形の駅前バスターミナルが生まれます。ここへもデッキから駅直結となる形です。

 さて、トンネル状態となる国道15号ですが、片側3車線+右折レーンに加えて、駅側に39台のキャパシティをもつタクシー乗り場が誕生します。これまでは西口前に昔ながらのロータリーがあるだけでしたが一気に拡大となり、国道上で待機する必要もなくなります。

 完成までのスケジュールですが、今年は調査設計と、必要な部分の用地取得を行う予定。2027年にはデッキの北半分が完成する予定。本来はリニア開業に合わせたい構えでしたが、リニア開業自体が大幅に遅れる見込みで、まずは品川駅の再開発が先に終わる予定です。