日産の北米法人は「ニューヨーク国際オートショー2024」で、最新型の「GT-R NISMO」を展示しました。2024年モデルへと進化した同車には、一体どのような特徴があるのでしょうか。

新型「GT-R NISMO」実車が登場!

 日産の北米法人は、2024年3月29日から4月8日まで開催された「ニューヨーク国際オートショー(以下NYショー)」にて、「GT-R NISMO」の2024年モデルを出展しました。

 GT-R NISMOは、日産「GT-R」のパフォーマンスをさらに高めたモデル。

 GT-Rは、究極のドライビングプレジャーを追求し常に進化を続けてきた、日産のプレミアムスーパースポーツカーで、現行モデルは2007年にデビューした「R35型」。

 登場以降も常に進化と熟成を重ねており、現在まで17年にわたる改良が続けられています。

 NYショーに出展された新型GT-R NISMOは、通常モデルのGT-RをベースにNISMOが最先端のレーシングテクノロジーを惜しみなく投入した高性能ロードバージョン。

 搭載する3.8リッターのV型6気筒ツインターボエンジンは、NISMOによる専用チューニングによって最高出力600馬力・最大出力652Nmにパワーアップ。これにデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせて4輪を駆動します。

 ただでさえ高性能なGT-Rのパフォーマンスをより高めるべく、レスポンスに優れたターボチャージャーや、制動力とコントロール性を発揮するカーボンセラミックブレーキ、軽量化に貢献するカーボン製ルーフ、カーボン製エンジンフード、カーボン製フロントフェンダーなどが搭載され、「走る」「止まる」「曲がる」といった能力を極限まで追求しています。

 今回NYショーにも登場した2024年モデルでは、デザインの変更も実施し、水平基調でワイド感を強調。さらに、新しいシグネチャーDTRL(デイタイムランニングライト)も採用しました。

 フロントグリルの開口部は従来モデルよりも小型化されていますが、走行時の空気の取り込み量は変わっていないということで、従来の高い冷却性能をキープしつつ空気抵抗をより下げることに成功しています。

 リアのデザインも、バンパーサイドやトランクリッドの上面にもエッジを装着するなど進化が見られ、これによっても空気抵抗の低減が図られたほか、特徴的なスワンネックタイプの専用リアウイングによりダウンフォースが向上。

 さらに操安性能と旋回性能の向上させるフロントメカニカルLSDも標準装備されました。

 内装の改良点としては、フロントシートにレカロ社が開発した新しいモデルを採用し、シートの横剛性を50%向上。

 重量の増加を抑えながら剛性を上げることで、コーナリング中などにドライバーの姿勢確保を力強くサポートし、よりステアリング操作に集中することが可能となっています。

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 NYショーに登場した出展された新型GT-R NISMOの米国における米国における販売価格は、22万990ドル(3491万円)からとなっています。