高知県立坂本龍馬記念館が、今月21日にグランドオープンします。志国高知 幕末維新博・第二幕のメイン会場で、新館は博物館として貴重な資料が展示できるようになりました。

坂本龍馬記念館は、これまでの本館の西隣に新館が建設され、渡り廊下で繋がっています。新館のテーマは「龍馬を知る・龍馬と心通わす」。塩分や日光から資料を守る環境が整い、重要文化財など貴重な資料を展示できるようになりました。

「こちらの常設展示室では龍馬の誕生から暗殺まで時系列で紹介しています。時代背景を理解することで龍馬を深く知ることができます」

長州藩士・木戸孝允が慶応3年、1867年9月4日に龍馬に宛てた手紙の原本もここに展示されています。

企画展示室では龍馬や幕末をテーマとした企画展が年4回開かれます。7月9日までは、『土佐に遺された龍馬の「志」展』が開かれ、龍馬直筆の手紙17点が展示されます。

また本館もリニューアルし、映像や音声を使った体験型の展示を通して、龍馬の生涯や幕末の出来事がわかりやすく紹介されています。船をイメージした展示スペースでは、船の上で船中八策を発案したとされる龍馬の気分を味わうことができます。子どもたちが龍馬について楽しみながら学べる、そんな空間にもなっています。

「今までの本館だけではなかなか展示が難しかったのですがやっと本格的な博物館仕様の新館ができました。みなさんが待望されていましたしやっと龍馬の遺品が里帰りできる、国の重要文化財指定のものもここに一堂に会して龍馬のことをより知ってもらえる機会ができると思います」

博物館としての機能を有する新館と、体験を通じて楽しく龍馬を学べる本館。対照的な展示で、幕末維新幕・第二幕を盛り上げます。グランドオープンは今月21日です。