塩野義製薬は23日、インフルエンザの治療薬「ゾフルーザ」の製造と販売の承認を厚生労働省から取得したと発表した。1回の服用で効果があり、成人で1日2回、5日間の服用が必要な「タミフル」よりも使いやすいのが特長だ。

 価格が決まり次第、販売を始める。細胞外へのウイルス排出を防ぐ既存の薬とは異なり、細胞内でウイルスの増殖を抑えるため、他人への感染リスクも減るという。

 ゾフルーザは、有望な薬を世界に先駆けて実用化するため、厚労省が優先的に審査する制度の対象となっていた。昨年10月の申請から約4カ月でのスピード承認となった。