日産自動車は26日、燃費測定などの不正検査に関する最終報告書を公表した。原因を「計画通りの生産出荷が優先され、検査が軽視されていた」などと説明。不正の対象となった台数は当初から34台増えて1205台に拡大したが、カルロス・ゴーン会長ら経営トップの責任は回避し、幕引きを図る。消費者からの信頼回復は不透明だ。スズキでも26日、燃費などの測定で新たな不正が発覚し、業界の現場管理の甘さが改めて露呈した。

 日産の報告書は、燃費と排ガス測定のほかに、車の構造や装置などを調べる検査でもデータ書き換えなどの不正が見つかったと明らかにした。