【パリ共同】フランスのフィリップ首相は、抗議デモを受け政府が決めた最低賃金引き上げなどの措置に伴う財政負担は100億ユーロ(約1兆2800億円)に上り、2019年の財政赤字は国内総生産(GDP)の約3.2%に拡大すると明らかにした。欧州連合(EU)の財政規律違反となる。同国紙レゼコー電子版が16日、インタビューを報じた。

 財政規律の順守を巡ってはイタリアとEU欧州委員会が対立し、イタリアが予算案修正に応じたばかり。フランスの規律違反は欧州委の対応を難しくし、マクロン大統領の指導力低下にもつながりそうだ。