野村ホールディングス(HD)の永井浩二グループ最高経営責任者=CEO=(60)が19日までに共同通信のインタビューに応じ、「経営を巡航速度に戻すのが喫緊の課題だ」と述べて業績のV字回復に意欲を見せた。コスト削減を急ぎ、安定的に利益を上げられる事業基盤を早期に確立する考えを示した。

 野村HDの2019年3月期連結決算の純損益は、リーマン・ショックがあった09年3月期以来、10年ぶりに赤字へ転落する見通し。永井氏は、低金利で国債などの債券取引が振るわず「手数料収入の規模が縮んだことが想定とは逆だった」と説明した。