今春から全国で店頭に並んだ「乳児用液体ミルク」の販売がメーカーの想定を上回る好調ぶりだ。「当初の売り上げは予測の3倍」(江崎グリコ)、「初回出荷は想定の2倍」(明治)と反応が良く、取扱店舗数も急増している。災害備蓄のみならず、育児負担を軽減するとして外出時や深夜の利用が子育て世帯に広がりつつある。

 国内で販売されている液体ミルクは長期間の保存が可能で、グリコと明治の2社が販売を許可されている。母乳に似せた乳製品で、開封後は直ちに飲みきることが必要だが、消毒した哺乳瓶に常温のまま注ぐだけでお湯や水に溶かす必要がないのが特長だ。