かんぽ生命保険が2015〜18年度の4年間で、保険業法などの法令違反を73件確認していたことが5日、分かった。顧客に無断で契約書類を偽造した事案などで、いずれも金融庁に報告している。不正販売問題で約3千万件の全契約について調査する方針を示しており、違反件数は拡大する可能性がある。

 かんぽ生命を傘下に置く日本郵政グループは、顧客の不利益が疑われる契約が約18万3千件に上ると公表している。顧客が不利益に気付いていないケースもあるとみられ、意向に合う契約だったかどうかを全て調べるという。