経営再建中の中小型液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は9日、2019年4〜6月期連結決算で、6月末の自己資本比率がマイナス19.3%となり、772億円の債務超過に陥ったことを明らかにした。純損益は832億円の赤字で財務が大幅に悪化したことが主因。経営の抜本立て直しのため中国のファンドなどから金融支援を受けるが、9日夕に予定していた共同記者会見が急きょ中止になるなど、再建の先行きに不安を残した。

 菊岡稔常務執行役員は9日の決算記者会見で「健康上の理由もあり(ファンド側の代表が)来日できない事情ができた」と説明した。