通販大手アスクルの吉岡晃社長は17日、筆頭株主でヤフー親会社のZホールディングス(HD)と連携を強める意向を示した。8月に前社長が退任に追い込まれた経緯から、資本関係解消を目指すとしていたが、この日は「解消は考えない」と方針転換を表明した。事実上の和解となる。

 東京都内で開いた決算記者会見で語った。ZHDの川辺健太郎社長との協議を通じ、アスクルの企業価値と業績の向上に協力して取り組むことで一致したと説明した。さらに、ヤフーとの連携を深めることで、個人向け通販事業「ロハコ」を2023年5月期までに黒字化する目標を掲げた。