関西電力の社長と会長を歴任して計20年にわたり経営を指揮し、当時の最高実力者の解任を取り付けた「関電の二・二六事件」でも知られた小林庄一郎(こばやし・しょういちろう)氏が4日午後5時50分、心不全のため死去した。5日に関西電力が発表した。97歳。大阪府出身。葬儀・告別式は近親者で行う。

 東京帝大卒。1947年に関西配電(現関西電力)に入社。77年に社長、85年に会長に就いた。97年に相談役に退くまでの間、20年にわたり関電の経営トップを務めた。

 87年2月26日に開かれた取締役会では、経営の実権を握っていた故芦原義重取締役名誉会長の解任動議を取り付けた。