セブン&アイ・ホールディングスが、検討していた米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のコンビニ運営会社スピードウェイの買収を断念したことが5日、分かった。2兆円規模とされる買収価格で折り合えなかった。人口減少で国内市場の成長は見込めず、海外に活路を求める考えだったが、戦略の練り直しを求められる。

 同日開いた取締役会で交渉の打ち切りを決めた。新型コロナウイルス感染拡大で、世界経済の先行きが不透明なのも影響したとみられる。

 スピードウェイのコンビニは米国で一般的なガソリンスタンド併設型で、環境規制が進んでガソリン需要が減れば集客に悪影響が出る恐れもあった。