【ニューヨーク共同】週明け9日のニューヨーク原油先物相場は急落し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前週末比10.15ドル安の1バレル=31.13ドルと、2016年2月以来、約4年1カ月ぶりの安値で取引を終えた。下落率は24%に達し、米メディアによると湾岸戦争が起きた1991年1月以来、約29年ぶりの大きさ。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い原油需要の減少が懸念される中、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国による協調減産協議が6日に決裂。サウジアラビアが4月から増産に転じる方針だと伝わったことで供給過剰への警戒感が高まった。