東洋紡は12日、最短で1時間以内に新型コロナウイルスを検出できるPCR検査のキットが公的医療保険の適用対象になったと発表した。今後、医療機関向けに販売する。従来のPCR検査に比べて短時間で検査ができるため、感染症拡大の防止につながることが期待できるという。

 キットは2種類で、それぞれ約100回使用できる。価格は税別で9万円。ことし4月から主に研究機関向けに販売を始めていた。

 東洋紡によると、従来のPCR検査は2時間半以上かかるのが一般的だったが、東洋紡のキットは遺伝子を短時間で増幅する独自の酵素を採用。ウイルスから遺伝子を抽出する工程や時間を短縮した。