新型コロナウイルスの感染拡大の影響による経営悪化を理由に、今夏の賞与を支給しないとしていた東京女子医大(東京)が一転、支給する方向で検討していることが20日、分かった。大学は7月中旬に教職員向けに通知した文書で「資金調達が可能になり、原資が確保できることとなった」としている。

 大学側は共同通信の取材に、文書は事実とした上で「詳細は回答を控える」としている。大学は収支の赤字を理由に夏の賞与をゼロにするとしたため、教職員の労働組合が強く反発していた。

 大学側は文書で、数百人の看護師が退職を希望しているとの報道にも反論。今後、退職見込み数の把握に努めるとした。