自動車の国内大手8社が27日発表した10月の世界生産は、前年同月比2.7%増の243万8045台となり、2カ月連続で前年水準を上回った。新型コロナウイルス感染拡大以降、初めてプラスとなった9月の1.7%増から増加幅が拡大し、回復傾向が強まった。一方で日産自動車など3社はマイナスが続き、明暗が分かれた。

 トヨタ自動車とスズキの世界生産は10月として過去最多。トヨタは堅調が続く中国や、新型車が相次いで投入された国内市場が貢献し、9.0%増だった。スズキは主力市場のインドが好調で27.1%増だった。