福井県を地盤とする福井銀行(福井市)が、福邦銀行(同)を買収する方向で最終調整に入ったことが25日、分かった。2行体制の維持を前提としつつ、子会社化を軸に検討している。来年1月にも基本合意し、発表する。超低金利の常態化と人口減少により地方銀行の収益力低下が続く中、再編により合理化を進めて生き残りを目指す。

 福井銀は25日夜、「資本提携は、子会社化を含め最適なあり方について協議を継続している」と認めた上で、現時点で決定した事実はないとのコメントを発表した。

 地銀再編では持ち株会社を設立し傘下に各銀行を置くのが一般的で、買収による再編は珍しい。