内閣府が5日発表した2020年12月の景気動向指数(15年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比1.2ポイント下落の87.8となり、2カ月連続で悪化した。基調判断は「下げ止まり」を据え置いた。

 自動車の生産や出荷、設備投資が前月に比べて落ち込んだ。昨年春以降、景気の回復に寄与してきた生産の動きに「一服感が出た」(担当者)という。国内小売業の販売減や欧米向けの輸出減といった新型コロナの感染再拡大の影響もあった。

 速報値の算出には、耐久消費財の出荷指数や有効求人倍率といった景気に敏感に反応する8指標を用いており、七つがマイナスに寄与した。