英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが東芝への買収提案で、1株5千円程度での買い取りを示していたことが8日分かった。買収計画が明らかになる前の6日終値(3830円)に3割程度上乗せした水準となる。提案判明で株価が急騰した7日終値の4530円と比べても1割程度上回る。

 買収額は日本企業の合併・買収(M&A)として有数の2兆円規模となる公算が大きい。CVC側は経営陣や日本政府との調整がまとまれば株式公開買い付け(TOB)に乗り出す。

 買収によって大株主の投資ファンドと対立が続く東芝の株式を非公開化し、経営判断を迅速化する狙いがある。