2022年末に秋田県の秋田、能代両港で洋上風力発電の運転開始を目指す「秋田洋上風力発電」は9日、発電設備の工事や維持管理のため、国・県から秋田港の一部を46年12月まで借りる契約を結んだ。洋上風力発電に適した海域に近く資機材の保管や積み込みの拠点となる、国指定の「基地港湾」で初めての契約。今後工事が本格化する。

 20年2月施行の改正港湾法は、国が指定した港湾を事業者へ長期的に貸せるようにした。基地港湾は秋田、能代のほか鹿島(茨城県)、北九州(福岡県)。

 秋田洋上風力発電は、秋田、能代両港で計33基の風車を設置し、約14万キロワットの発電規模を見込む。