フリーマーケットアプリ運営のメルカリは30日、非開示としていた2021年6月期(通期)の連結純利益が0〜21億円になるとの見通しを発表した。通期で黒字となれば初めて。新型コロナウイルス流行で、自宅で過ごす巣ごもり傾向が強まり、フリマアプリの利用者が増加した。前期は227億円の赤字。

 純損益の改善には、広告費用の抑制や、有価証券の売却益を69億円計上したことも寄与する。連結売上高は1030億〜1060億円を見込む。前期から4割近く伸びて過去最高を更新する。

 同時に発表した20年7月〜21年3月期の売上高は前年同期比44.1%増の769億円と過去最高だった。