物理的な会場を設けないインターネット上だけの「バーチャル株主総会」の開催に向け、武田薬品工業やソフトバンクグループなど少なくとも10社が定款変更を終えたことが30日、分かった。9日の改正産業競争力強化法の成立で可能になったばかり。遠隔地の株主が出席しやすくなるといったメリットがあり、緊急時に備えるためにも、導入が広がる見通しだ。

 株主総会の運営を支援する三菱UFJ信託銀行によると、10社が6月開催の総会で定款変更を付議し、いずれも可決した。来年にもバーチャル総会を開く企業が出てくる可能性があるという。