農林水産省は10日、日本産メロンの米国向け輸出が解禁されたと発表した。果実を腐敗させるウイルスの侵入を警戒する米国が輸入を認めていなかったが、輸出時の検査を徹底するなど植物検疫条件で合意し、8日付で可能となった。近年拡大する日本産メロンの輸出に弾みがつきそうだ。

 メロンの2020年の輸出は941トンの計8億円で、約9割を香港向けが占める。農林水産物・食品の輸出拡大に向けて政府が重点品目に設定するリンゴやブドウ、イチゴより規模は小さいものの、数量は19年比で49.5%増加した。解禁を受け農水省は、今後1年間で300万円程度の米国への輸出を見込んでいる。