【北京共同】米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは19日までに、中国不動産大手、中国恒大集団がデフォルト(債務不履行)に陥る「可能性は依然として高い」とするリポートを発表した。住宅販売事業が行き詰まっているためとしている。恒大は各地で中断していた工事の再開をアピールするが、市場の懸念は続きそう。

 恒大の子会社は19日、南部の広東省広州市など15地域で、63件の住宅建築を再開したと発表。購入者に必ず住宅を引き渡し「社会的責任を果たす」とした。

 ただS&Pは、恒大が来年3月と4月に計35億ドル(約4千億円)の米ドル建て債券が償還期限を迎えると指摘した。