世界のベンチャー企業が投資会社や大企業から調達した資金は、2021年に前年から倍増し、60兆円超と過去最高を更新する見通しになったことが25日、分かった。新型コロナ流行に伴い対面での接触が減る中、金融や小売り、医療分野のデジタル化の進展に期待が集まった。主要国の金融緩和により、投資会社の運用規模が拡大したことも影響した。日本も過去最高となった。

 米調査会社CBインサイツによると、21年1〜9月に非上場のベンチャー企業が集めた資金は約49兆円(4377億ドル)。単純計算すると年間で約66兆円に達する見込みで、20年実績(約32兆円)を大幅に上回りそうだ。