【北京共同】中国国家統計局が17日発表した2021年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除く実質で前年比8.1%増だった。コロナ禍からの世界的な経済回復が寄与した。コロナ禍が直撃した20年と比べ伸びが拡大し、前年の成長率を上回るのは4年ぶり。直近の10〜12月期は前年同期比4.0%増にとどまり、昨年後半の景気減速が鮮明となった。

 21年通年の成長率は政府目標の「6.0%以上」をクリアした。だがオミクロン株拡大や中国恒大集団などの不動産業の経営危機といった課題が山積。習近平指導部にとって、北京五輪や共産党大会などを控えた22年の経済運営は正念場だ。