JR東海が、東海道新幹線の新型車両「N700S」の先端機能を、主力車両「N700A」に追加する工事を進めている。地震時のブレーキなど安全性を向上させる機能が対象。2021年度は10編成(1編成16両)を改良し、24年3月までに全86編成の工事を終える計画だ。

 ブレーキの改良により、地震発生時に停止までの距離が5%短くなる。線路の状態など走行中の車両が記録したデータを、同社の分析センターに従来の10倍速く送れる通信技術も導入。補修などが必要な際に、より早く対応できるようにする。

 浜松市の工場で21年9月以降、約3年に1回の定期検査時に工事している。