宮崎牛の販売を手掛けるJAグループの「ミヤチク」(宮崎県都城市)などが、イスラム教の戒律に従った「ハラル」基準を満たす食肉処理加工場を建設することが3日、関係者への取材で分かった。建設費は30億〜40億円を見込む。産地で加工することで牛肉の品質を維持し、イスラム圏への輸出拡大とブランド浸透を目指す。

 新工場は、まずはイスラム教徒が多いシンガポールに輸出し、インドネシアや中東諸国への展開も想定している。

 宮崎県西都市に既に建設用地を確保しており、22年度内に着工、23年度にも完成する見通し。ミヤチクと地元の畜産会社が出資し、昨年6月に運営会社を設立した。