出光興産は6日、石油精製を手がける子会社の東亜石油が製品の品質試験で不正行為をしていたと発表した。ガソリンなど12品目で必要な試験項目の一部を実施していなかった。東亜石油は「安全上の問題はない」としている。

 12品目は東亜石油の京浜製油所(川崎市)で生産したレギュラーガソリンやハイオク、軽油や溶剤などで、測定の頻度や試験方法を守っていなかった。実際には測定していなかったのに、試験結果を示す書類を作成して測定したように装った事案もあった。

 東亜石油は2005年に旧昭和シェル石油の子会社になった。出光と旧昭和シェルが19年に経営統合し、出光の子会社になった。